一人暮らしの生活費、おいくら?

お金について
闇堂
闇堂

金銭面がハッキリしないと踏み出すのも困難!

引っ越し歴3回の闇堂がバッチリ解説するよ!

わらびもち
わらびもち

お金問題は切実だよね〜

という訳で、色々なケースを想定しつつ項目ごとに幾らかかるかを説明していきます。

家賃

これはもうピンからキリ!条件次第です。
私は今まで3回引っ越したことがあるので、それを例に挙げましょう。

例1:神奈川の郊外、駅までバス15分、大学まで自転車で5分、1K6畳半→3万6千円
例2:東京23区内、駅まで徒歩20分、大学まで自転車で10分、1K7畳→5万5千円
例3:埼玉の郊外、駅まで徒歩20分、1K8畳半→5万9千円

こんな感じ。
上記の値段は共用費(共用部分の電気代などの料金)も含めてます。
関東方面でも、田舎度高いところなら2〜3万台で洋室の物件は全然あると思います。
逆に東京の区内で洋室、最低限のレベルをクリアする物件はどう頑張っても4〜6万台します。
東京でそれなりに住んでて心地よい、を目指すと7〜8万はするので大分負担です。
庶民感覚で、物件を探す上での目安を挙げるなら
大学生→家賃2〜5万台
20代社会人→家賃5〜6万台

ぐらいが無難ではないでしょうか。

どんな条件だと高くなるかor安くなるか、物件を探す時の注意点などは部屋探しの記事を書く時に説明できればと思います。
東京区内でもない限り、5万円台の物件ならばどこでも居心地のいい部屋を見つけられるので、家賃は5万円が基準かな。

食費

これもライフスタイルによって金額が上下しますね。
自炊するか、コンビニ弁当や惣菜類を買うか、外食するか。
それぞれのケースで大体の金額を挙げてみましょう。

自炊の場合

私が大学生の時は自炊が殆どだったのですが、その頃は大体月2万2千円くらいに収まってました。
週3千円〜4千円を目安に買い物して、まぁ大体月2万円になりますね。
で、2000円の5kg米袋がひと月くらいで無くなるのでその分を足せば2万2千円になるという訳です。
お酒やちょっとした外食なんかは娯楽費として扱ってますので、それは除くものとします。

節約ぎみの値段なので大分低めの金額ですが、ちょっと贅沢をしても3万ほどに収まるでしょう。
自炊をするなら食費は2万5千円くらい、と思っておけばOKだと思います。

コンビニ弁当・惣菜の場合

消費税が上がった影響でコンビニ弁当が一回り高くなったように思うこの頃、闇堂です。
社会人になると仕事でスタミナを使い切ってしまってコンビニに頼ることもしばしば。
1日分をコンビニで買うと、食事量にもよりますが
朝:パンなど 200〜300円
昼:軽めの弁当 300〜400円
夜:ガッツリめ弁当 500〜600円
で、1日1000円くらい使うことになります。
つまり月3万円ですね。
女性ならこんなモンでしょうが、男性だともっと掛かるかも。

スーパーの惣菜・弁当だともうすこし安くなる場合も。
揚げ物などの主菜が1個100円くらい、ポテトサラダなどの副菜が1皿150円って感じかな。
冷凍食品系も安いのが揃ってるので、1日800円くらいまで落とせるかもしれないです。

総括すると、弁当・惣菜で毎日済ませる場合は月3万〜4万ほどになります。
…自炊の場合と比較すると、やっぱり馬鹿にできない差ですね。

外食の場合

毎日外食で済ませるとなると、1食500〜1000円くらいはすることでしょう。
仮に3食の平均を600円くらいとすると、月5万4千円…。
家賃に匹敵しちゃいます。
私には未経験の生活スタイルなので何とも言えませんが、毎食600円程度で済むかも微妙。
外食生活をするなら、月5万〜6万は掛かってきそうです。
恐ろしい。

食費まとめ

行き過ぎた贅沢をするのでなければ、月3万円としておけば収まると思います。
食にどれだけお金を掛けるかは…まぁ価値観次第でしょう。
自炊なら3万もあれば3食に軽いオヤツ、たまにコンビニ飯でサボリくらいは余裕で出来るので、安心してください。

ライフライン費

水道・電気・ガス・通信費のことをまとめてライフライン費と私は呼んでいます。
このライフライン費は住む場所によって比率がコロコロ変わるので、まとめて紹介しようかと。

比率がコロコロ変わる?何のこと?
というのも、土地が変われば管理している電力会社や水道会社が変わるんですよ。
それによって料金設定が変わるので、引っ越したら「あれ?ここはガス代が安くて電気代が高い」みたいなことに。
なので関東と一括りにしても場所によって金額の上がり下がりがあります。
でも心配ご無用。
これまで3度の引っ越しを経験して、大体の金額は掴んでいます。
ズバリ、水道・電気・ガス代全部合わせて1万円。
これが目安です。

水道、電気、ガス、3つとも一人暮らしなら大体各2000円以下ぐらいです。
なので合わせて6000円。
あ。「夏冬に冷暖房で電気代上がるの、気になってるんだけど…」という人、居るかと思います。
私は家に居る時は常に付けっぱなし派です。寝てるときも。
それでも電気代は大体3〜4千円くらいで収まるので全部で1万円と見ておけば大丈夫。
春秋には勝手に貯金されるのでお得だし!(笑)

じゃあ通信費って何?
というと、これは携帯料金とネット接続費を合わせた値段を指します。
これも契約内容によって様々でしょう。

スマホでも、大手キャリアと契約していれば月7千円ほど。
格安SIMなら月2〜3千円ほどになります。
ネット接続は、ルーター据え置きなら4〜6千円くらいでしょう。
ポケットWiFiだと月2〜4千円くらい。
通信費の平均は7千円としておきます。

雑費

また分からない項目が出てきたぞ。
これは、シャンプーなど生活用品に充てる費用です(闇堂ルール)。
この雑費もちゃんと計算に入れないと、月末に財布がピンチになっちゃいます。
毎月決まったものを買う訳でもないのですが、月2千円もキープしておけば大抵のものは買えます。

その他・娯楽費や交際費、服飾費

これは本当に千差万別だと思うので、この記事では計上しないことにします。
闇堂ルールでは一括して「お小遣い」と呼んでいます。

どんなものをお小遣い扱いしているかというと、
娯楽費:酒ツマミ代、趣味に使うお金、外食代、その他遊びに使うお金など
交際費:字の如く。誰かと遊ぶ時に使ったお金
服飾費:服、コスメ、美容院代
教材費:文房具、教本、学習関連で使ったお金
交通費:移動にかかったお金
などなどです。

月の収入をどのくらいお小遣いに充てるか、は各々決めておきましょう。
無計画に使うと生活費に影響してきます。
貯金にどのくらい回すかなども含めて、給料日など収入が分かった時点でキッチリ決めると良いです。

番外編:税金・年金・保険について

これも気になるところだと思います。
特に学生の方は不安な人も多いかと。
まずこういった国に支払うお金に何があるのか?
所得税、住民税、国民年金、厚生年金、公的保険の5つになります。
順番に説明していきましょう。

所得税・住民税

これらは「給料を貰っている人が払う税金」です。
所得税は国に対して払う税金。
住民税は住んでいる土地、地方に払う税金。
年130万以上、つまり大体月収11万以上の場合に支払う義務が発生します。

学生がアルバイトをする場合、税金は気にしなくていいでしょう。
社会人なりたての方へ、この2つの税金は就職2年目から徴収されるので安心してください。
会社員なら給料から自動で税金を引いてくれるので生活費での遣り繰りも気にしなくてOK。

フリーター・フリーランスの人は注意が必要です。
フリーターの場合、年末調整をしてくれる雇い先なら年末に書類を渡されると思うので、それを書いて提出すればOKです。
支払いも雇い先が給料から調整してくれるのでこの場合も税金は気にしなくて大丈夫。
フリーランスの人や年末調整が無いフリーターの人は確定申告を行うことで税金を支払います。
…これについては私も詳しくないので各自調べましょう。

年金について

まず国民年金というヤツは、「老後お金をあげるので若い内は国にお金を払ってね!」って感じのお金です。
厚生年金は、「働いてた人は老後お金を多めにあげるからその分多めに払ってね!会社も補助するよ!」って感じのお金です。
つまり、国民年金は20歳以上の人が全員払うもの
厚生年金は、会社で働く人が国民年金にプラスして払うものです。
これは会社も支払いを何割か負担してくれます。
老後になったら国民年金オンリーの場合より多くお金を貰えます。

学生の場合、20歳になったら年金手帳と年金についての説明書が届くのでそれに従って払いましょう。
フリーター・フリーランスも同様です。
ただし、厚生年金を支払っている場合は会社が給料から事前に年金分を引いています
なのでその場合は会社員・フリーター共々、国民年金や厚生年金の支払いは自分でやらなくてOKです。

公的保険について

健康保険というヤツです。
入ってると、医療費の何割かを負担してもらえたりします。
基本みんな入ってる。
これは学生に関しては、親の扶養に入ってる内は親が払ってくれるので気にしなくてOK。
会社員も、会社の健康保険に入ってるなら会社が給料から保険料を引いてるので支払いは自動でされています。
気にしなくてOK。
フリーター・フリーランスに関しては…ごめんなさい、各自で調べましょう。
扶養に入ってない場合は自分で払う必要がありますとだけ。

番外編まとめ

学生は20歳からの年金だけ払えばOK!
会社員の場合は全部会社が支払いを給料から引いてくれるので気にしなくてOK!
フリーター・フリーランスは場合によっては自分でやる必要があるよ!

ってことで、少しでも税金などに対する不安が無くせたでしょうか?
では、本題に戻りましょう。

生活費っていくら掛かるの?

ケースごとの金額の目安については上で説明してるので、より正確な費用を求める場合は各自で計算してみてください。
平均、大体の目安で計算してみますと…

家賃 5万円
食費 3万円
ライフライン費 1万7千円
雑費 2千円

合計 9万9千円

となります。
学生の人は「うわっ!!めちゃ高いじゃん!」と思ったかもしれませんね(´ω`;)
とはいえ、家賃に関しては住む場所によっては少なくすることも出来ます。
食費も自炊すれば、より抑えられますしライフライン費についても高めに見積もってますから!
各々やりくりすれば、もっと節約できるので安心してください。

ちなみに、じゃあ出来るだけ低くしようと思ったらどれくらいになるの?っていうと。

家賃 3万円(田舎、悪条件の物件の場合など)
食費 2万円(フルで自炊、超節約した場合)
ライフライン費 1万円(格安SIM、ポケットWiFi使用)
雑費 2千円(こればっかりは低くするとキケン)

合計 6万2千円

…って感じでしょうか。
学生なら、無利子の奨学金に入ってれば払えるくらいの金額ですね。
社会人の場合は、パートでもこれくらいは稼げるんじゃね?ってぐらいかな。
ただ、お小遣いを勘定してないので禁欲生活が強いられます。
やっぱり健康に過ごすならもう少し余裕を持っておきたいところですね。

終わりに

生活費について解説してみましたが、いかがだったでしょうか?
「こんなに掛かるのかよ…一人暮らしとか無理じゃん」って思った人。
「このくらいなら出来そう、チャレンジしてみようかな」と思った人。
色々居るかと思いますが、少なくとも生きるのに必要な金額が分かったことで「イメージはついた」のではないでしょうか。
それだけでも一人暮らしへの道、一歩前進です!
生活費、お金は生きる上でのベース。
頭の中にベースをハッキリとイメージできれば、それから先の「一人暮らししている自分」も想像出来てきませんか?

この記事が一人暮らしにチャレンジする人の自信に繋がれば、幸いです(´ω`)
ではでは〜!

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